ミッチ
正座をしたとき、手を重ねておくけど、右と左のどっちが上でもいいの?
しずばぁば
裏千家茶道の作法では、お客は右手を上にして重ねます。
ただし、お点前をする亭主や控えて置く場合は手の置き方が変わってきますので、それぞれ見ていきましょう。
【裏千家茶道】お客の手の重ね方
まずはお客の手の重ね方です。
お客は正座(立礼の場合は椅子)をし、その上に手を置くのですが、このとき、右手を上にして重ねます。
全ての指を揃えて、少し丸めるように柔らかく組んでおきましょう。
お客の作法
【裏千家茶道】亭主の手の置き方
お客は手を重ねておきますが、お点前をする亭主は手を重ねません。
太ももの中央のあたりに、「ハ」の字になるように置きます。
この時も、すべての指は閉じておきましょう。
手首を曲げないことがポイント。肘を軽く張り、肘から指先までまっすぐになるようにするときれいですよ。
しずばぁば
【裏千家茶道】控えの手の置き方
もう1つ。控えるときの手の置き方です。
腕を両脇に下ろし、こぶしを軽く握って畳につけます。
ミッチ
控えの手はいつするの?
「貴人清次」のお点前で、貴人さんがお茶を飲む間の亭主・控えているときのお次の人がこうやって控えておくのよ。
しずばぁば
貴人点前以外ではあまり使わない手の置き方ですが、控えるときは横におろすと覚えておきましょう。
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【裏千家茶道】手の重ね方のまとめ
裏千家では、
●お客は右を上にして重ねる
●亭主は「ハ」の字に開いて置く
この違いがあります。
右が上。重ねると重ねない。
ごちゃごちゃになりそうですが、自然にできるように、しっかりお稽古していきましょう。
ミッチ
手を重ねるのはお客だけですよ。基本のお作法なので、きちんと覚えましょうね。
しずばぁば
↑日焼けを早く白くしたい!と思い、使ってます。
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