2023年のお稽古始め、初釜。
いつもよりいいお着物で出かけ、1年ぶりの花びら餅を食べ、今年もまた頑張ろう!と思えるお稽古でした。
初釜
初釜は普段よりも華やかに、ということで、付け下げのお着物で。
初釜ではありますが、お稽古なので、特にこれといった決まりは無し。
色無地でも小紋でもダメということはなく、それぞれ普段のお稽古では着ない着物で、テンションを上げていきました。
花びら餅の正面ってどっち?
さて、裏千家茶道のお正月(初釜)で食べるのが「花びら餅」
味噌餡と甘く煮た牛蒡を、求肥で包んだ、この時期ならではの和菓子です。
ここで、毎年悩むのが
花びら餅の正面ってどっち?ということ。
お菓子屋さんに並んでる様子や包み紙を見ると、曲線が正面(左の方)になっているものが多いですね。
ですが、先生に確認したところ、直線になっている『わ』が正面(右の方)と言われました。
先生は毎年家元の初釜に行かれるのですが、家元の初釜では『わ』が正面で出されるそうです。
これは、味噌餡がとてもゆるい(切って食べれないくらいなんだって)ので、こぼれてしまわないようにとの配慮のよう。
もちろん、曲線が正面で間違いということはありませんが、私たちも家元を習って、『わ』を正面にして出すようにしています。
こうすると開いていない方を下にして食べるようになるため、かじるようにして食べても味噌餡がこぼれにくいんですね。
初茶会でも「わ」が前でした。
初釜はお茶事形式で
先生のお宅でのお稽古では、茶事風の流れて初釜を行いました。
- 待合
- 初入り
- 炭点前
- 椀物(食事代わり)
- 花びら餅
- 中立
- 後入り
- 濃茶
- 薄茶
炭点前と濃茶点前は先生が、薄茶点前は私たちが交互に行いました。
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