割り稽古はできるようになっても、お点前になるとグダグダになってしまう。流れが止まってしまう。
何とかしてすんなり覚えたい!そんな時に、おすすめな方法です。
お点前の覚え方
平点前や小習い事には教本があります。
本があるなら余裕!!
見て覚えたらいいやーん!!
と思うでしょ?
それが、なかなか覚えられないんですよね。泣
ではどうするか。
そんな時におすすめな方法が手順を細かく書くということです。
お点前を頭で追いながら、または、お稽古の後にでもお友達とお点前をしながら書いてみましょう。
手書きが苦手なら、スマホに打ち込んでもいいですし、パソコンでもOKですが、とにかく自分の言葉で、動きや流れを書いていくことが大切。
教本を見ると読み飛ばしていた部分も、自分で書くとなると、細かい部分まで確認しなくてはいけませんね。
左足なのか右足なのか、右手を出すのか左手を出すのか、茶碗のどこを持ち、どこに置くのか。
1つ1つ確認することになりますので、頭に残る量が全く違ってきます。
確かに、面倒だと思うかもしれません。
ですが、実はお点前自体の流れは、どのお点前も変わりませんので、まずは基本の平点前を書いてみてください。
基本の流れをしっかり頭に入れることで、次は違う部分を確認すればいいだけですので、大変なのは最初だけ。
結果的に、効率よく覚える事ができますよ。
お点前の覚え方は四ヶ伝以上も同じ
裏千家茶道のお点前には、平点前に加え、小習いだけでも16ヵ条あります。
さらに炉と風炉に分かれているため、教本に乗っているお点前だけでもかなりの種類がありますし、四ヶ伝や相伝のお点前も加えると、ちょっとやそっとで覚えきれない量になります。
小習い事までは教本がありますが、それ以上のお点前になると教本はありませんので、結局は自分でノートなりメモなりを作らなくていけません。
小習い事でも四ヶ伝以上でも同じ。
小習い事のうちから自分で書く練習をしておくと、四ヶ伝以上になった時にもすんなり書く事ができ、結果的に効率アップ!
お点前の覚え方まとめ(裏千家茶道)
お点前で大切なのは流れと物の位置。
どのお点前についても、
1つずつ手順をノートに書く
物の位置も分かるように図にする
手を使って書くことで、頭にも入りやすくなるため、教本を見るだけなのと、自分で書くのとでは、記憶の残り方が全く違ってきます。
人に見せるわけじゃないから、少々ぐちゃっとしていても大丈夫(笑)まずはしっかり手を使って書いてみてね。
ただし、ここで注意が1点。
いくら流れがスムーズでも、所作やお道具の扱いがいい加減では、綺麗なお点前にはなりません。
割り稽古もしっかりと忘れずに、頑張りましょう。
>>>割稽古一覧
>>>基本の作法一覧
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