

2024年の炉開きは、茶名をいただいたお祝いも兼ねて、お茶事形式でお招きしていただきました。
正午の茶事とは
茶事にもいろいろな種類がありますが、今回は正午の茶事。
もっとも正式なお茶事です。
亭主(今回は先生)より招待のお手紙が届き、参加の意思をお伝えして(本来はお手紙だけど、お稽古中だったので省略)、当日は席入りの15分前に着くように行きました。

巻きずしやおぜんざいで簡単お茶事風をしたことはありますが、本格的なお茶事は初めて。
ドキドキしながらの参加です。
正午の茶事の流れ
茶事の流れはこんな感じ。

ご飯と椀物のお膳が出て、焼き物や煮物が出て。。。
なにせ本格的な懐石料理をいただくのは初めてでしたので、食べ方も分からず、こそっと左右を見ながらいただきましたよ。笑

きれいにお手入れされた路地、新しい畳の清々しい香り、うっとりするくらい素敵なお道具組、重厚な銅鑼の音、おいしいお料理、手にずっしりと心地よいお茶碗・・・
残念ながらお写真は撮れませんでしたが、本当に素晴らしく、充実した時間を過ごすことができました。
炉開き茶事の着物
炉開きは「炉のお正月」と言われていますが、世間では11月は1年の終わりが近い時期ですね。
ということで、炉開きでもあまり派手な服装は避けた方がいいようです。
付け下げだけど、地味目の色合いと模様で。
色無地は間違いありません。
紅葉の地模様。この季節にぴったりの色無地。

炉開き茶事を終えて
初めてのお茶事。
しかも正客とお詰を任されましたので、もうドッキドキでの茶事でした。
終わった後は、やれやれー。
でも楽しかったねー。

1度は体験してみたかったお茶事に参加できて、また1つ経験値が上がった気分。
席入りも炭も濃茶も薄茶も。懐石はまた別として、後はいつものお稽古をしっかりしていれば、なにも問題ありませんからね。
これからも、より一層お稽古に励んでいこうと思います。

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