お点前をするうえで、まず大切なのがお点前の流れです。
そして、もう1つ大切なのが綺麗に見せるということ。
姿勢を正す。まっすぐ歩くなどは普段の生活でも当てはまりますが、注意したいのは茶道ならではのポイント。
そこで、今回は初心者でもここに気を付ければきれいに見える、という2つのコツをご紹介していきますね。
【コツ1】指に気を付ける
まず気を付けるべきところは、指です。
普段の生活では、少し指を開いているほうが優雅に見えることもありますね。
ですが、茶道においては、指は必ず揃えましょう。
座っているときはもちろん、お道具を持つときも同じです。
【コツ2】脇をあける
2つ目のポイントは、脇です。
腕をぴったりと両脇につけるのではなく、軽く脇をあけること。
脇にテニスボール1つ分くらいの余裕を持たせましょう。
この形が基本です。
常にこの状態でいるようにしましょう。
お道具を持つとき、脇を閉めると窮屈そうに見えますね。
脇をあけ、肘も張ってお道具を持つと、胸の前にゆったりと大きな空間ができ、とてもきれいに見えるのが分かると思います。
棗を持つときも同じ。
脇をあけ、肘から手首までまっすぐなるように意識しましょう。
綺麗なお点前のコツは脇と指
脇と手(特に親指と小指)。
お点前の最中も、常にこの2点に気を付けましょう。
左(×)では、脇がしまり、親指が開いています。
右(〇)だと、脇が開き、指もそろっていますね。そのため、ゆったりとした空間を感じる事ができます。
お客のコツも同じ
綺麗なお点前のコツは、お客にも言えること。
お茶を飲む時、お道具を拝見する時、お客も脇と指に気を付けましょう。
右手の親指は開いていますが、そのほかはすべて揃えます。
お道具の拝見時は、特に指先に気を付けて拝見してください。
お点前を綺麗に見せるコツのまとめ
- 指を揃える
- 脇を軽く開く
何気なく生活していると、どうしても指先や脇まで神経が行き届きません。
ですが、お点前では細部までしっかり気を配ることが大切です。
姿勢や立ち居振る舞いなど、普段の生活でも気を付けるべき点はもちろんのこと、茶道ならではのポイント2つに気を付けて、お点前に取り組んでくださいね。
\お菓子の前に/
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