ミッチ
茶道の先生にお月謝を渡す時の正しい渡し方ってあるの?
お教室によって違うかもしれないけど、一般的には扇子に乗せてお渡しするのが多いかしら?では、今回は『扇子を使った月謝の渡し方』についてご説明していきましょう。
しずばぁば
茶道では、先生に月謝をお渡しするときは扇子を使うのが一般的です。
先生によって違うかもしれないため、お姉さま方のやり方を真似るのが1番だとは思いますが、この記事では扇子を使った月謝の渡し方をやってみますね。
月謝の準備・書き方
月謝は新札を使い、白い封筒に入れて準備します。
- 新札を入れる
- 白い封筒を使う
- 月名(無くてもOK)、月謝、名前を書く
ミッチ
和風月名で書くと、雰囲気出るねー!笑
ちなみに、和風月名はこちらです。
- 1月:睦月(むつき)
- 2月:如月(きさらぎ)
- 3月:弥生(やよい)
- 4月:卯月(うづき)
- 5月:皐月(さつき)
- 6月:水無月(みなづき)
- 7月:文月(ふみづき)
- 8月:葉月(はづき)
- 9月:長月(ながつき)
- 10月:神無月(かんなづき)
- 11月:霜月(しもつき)
- 12月:師走(しわす)
毎月、和名を書くことでしっかり覚えられますしね。
しずばぁば
扇子を使った月謝の渡し方
では、渡し方です。
まず、先生の正面に進み(座る)、扇子を軽く開いて月謝を乗せ、両横を持ちます。
ミッチ
扇子は開ききらないように気を付けよう!
右上角、左下角の順番に手を動かし、右回りに90度くるりと回します。
右→左と持ち替えてから回してください。持ち替えながら回してはいけませんよ。
しずばぁば
もう1度、右上角、左下角と持ち替え、くるりと90度回します。
ミッチ
これで180度回って、先生の方へ向いたね。
右横、左横と持ち替えて、両横を持ち、先生にお出しします。
真のお辞儀でご挨拶をしましょう。
しずばぁば
月謝を受け取ったら、扇子を閉じて返してくれますので、扇子を持って下がります。
ミッチ
先生の前でドキドキしないように、しっかりお稽古しておこうね。
扇子を使った月謝の渡し方のまとめ
ポイント
- 両手を同時に持ち替えない
- 持ち替えてから回す
- 最後は真でご挨拶
右→左と持ち替えてから回すこと。
左右同時に持ち替えたり、持ち替えながら回したりはしませんので、気を付けてくださいね。
月謝の回し方は、菓子器を返す時の回し方などと同じです。ポイントをしっかり押さえておきましょう。
しずばぁば
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