ミッチ
新年あけましておめでとうございます。今年もお稽古、頑張っていこうね!
今年もよろしくお願いいたします。さて、新年最初ということで、基本中の基本『正座からの立ち上がり方』についてお稽古していきましょう。
しずばぁば
裏千家茶道では、座り方や歩き方はもちろん、正座からの立ち上がり方にも決まりがあります。
詳しく見ていきますね。
正座から立ち上がる方法
裏千家茶道では、両足を揃えて立つことはせず、必ず右足または左足を半歩出した状態で立ち上がります。
1.両足を揃えてつま先立て、かかとの上にお尻を乗せます。
ミッチ
この時かかとをぴったり付けることを意識してね!開くと・・・みっともないよ。苦笑
2.右足で立つ場合は、右足を半歩出して右ひざを立て、
左足で立つ場合は、左足を半歩出して左膝を立て、
3.上体をまっすぐにしたまま姿勢を崩さないように立ちます。
グラグラしたり前のめりになったりしないよう、上体は真っすぐに保ちましょう。
しずばぁば
4.膝の上にあった手は、自然に下ろします。
ミッチ
どちらかの足が半歩出た状態になるよ!下がった方の足から歩き出そうね。
右足で立った場合は左足が下がっていますので左足から、左足で立った場合は右足が下がっていますので右足から歩きます。
右足から立ち上がる場合
右足から立つのは上がるときです。
亭主
- 茶道口から点前座に入る時
お客
- 席入りの時
- 自席から出る時
点前座や床のある場所が上座になります。
しずばぁば
左足から立ち上がる場合
左足から立つのは下がるときです。
亭主
- 点前座から戻る時
- 点前の最初、襖を閉めた後←特別
お客
- 床拝見の後
- 釜など拝見の後
- 自席に戻る時
- 外に出る時
ミッチ
いったん席入りしたら(扇子を置いたら)、もう自分の場所ってことで下座になるんだよ。
正座からの立ち上がり方のまとめ
ポイント
- かかとは離さない
- 行く場所によって右または左膝を立てる
- 上体の姿勢を保つ
亭主もお客も畳の上に座った状態ですので、立ち上がり方はお互いとてもよく見えます。
最初、お尻を乗せるときに両足が開いてしまっていると、中まで丸見え!びっくり!!ってことにもなりかねません。
かかとをしっかりつけてお尻を乗せることを意識することが大切です。
また、右足で立つのか左足で立つのか。慣れるまで迷うと思いますが、その都度考えて立ち上がるよう、意識してくださいね。
自分がどこに行くかを考えて、立ち上がりましょうね。
しずばぁば
\着物でお稽古/
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