ミッチとしずばぁばのお茶談義

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【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

ミッチ
炉の季節がやってきたね!まず席入りから忘れてるよ・・・苦笑
 

 

釜の位置が変わってますものね。では今回は『炉の席入り』についてお稽古していきましょう。
 
しずばぁば

 

炉のお点前でも、席入りはまず床(軸)から拝見し、釜や(あれば)棚を拝見します。

 

ですが、風炉と釜の位置が変わってきますので、少し注意が必要。

 

ということで、炉の席入り、特に釜の拝見について見ていきますね。

 

 

炉の席入りについて(諸荘り・初入り)

 

風炉と同様に、炉でも茶事において、まず初座では軸(掛物)のみがかかっており、中立後、後座では軸が巻き上げられ、花が荘ってあります。

 

ただし、お稽古では軸と花を同時に荘ってある(諸荘り・もろかざり)が多いと思いますので、そちらでやってみましょう。

 

棚ありの場合

1.まず、床の正面に座り、軸→花を拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

ミッチ
床の拝見方法について詳しくは『風炉の席入り』を見てね!
 

 

2.炉正面に座り、扇子を前に置いて釜・炉縁を拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

お道具に対してお辞儀はしません。手をついて見るだけです。
 
しずばぁば

 

3.扇子を動かして、棚正面に向きます。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

ミッチ
いつでもそうだけど、まずモノから動かしてね。扇子→自分。お道具→自分だよ!
 

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

4.荘ってあるお道具、風炉先を拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

この時もお辞儀をしないように気を付けましょう。
 
しずばぁば

 

5.右回りで下がり、踏みかえ畳を左→右→左と歩き、右足で縁を越えながら、自席へは右足から入ります。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

 

棚なしの場合

ミッチ
棚がなかったら、釜だけ拝見すればいいのかな?
 

 

棚がなくても風炉先があれば、風炉先を拝見しましょうね。
 
しずばぁば

 

運び点前で棚が荘ってない場合でも、風炉先が置いてあれば、棚ありと同様に向き直って拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

何もないとつい忘れがちですので、気を付けてくださいね。

 

扇子が風炉先より先へ入らないようにしましょう。
 
しずばぁば

 

 

炉の席入り(後入り)について

 

軸だけの初入り、軸と花が一緒に荘ってある諸荘りの席入りは釜から拝見しますが、後入りは順番が違います。

 

ミッチ
お茶事をしないとなかなか後入りは無いけど、いざという時のために覚えておかなくちゃね!
 

 

1.床(花)を拝見し、点前畳へと進みます。

 

2.まず棚(風炉先)から拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

この時も初入りと同様、棚が無くても風炉先を見ましょうね。
 
しずばぁば

 

3.扇子から動かして釜に向き、釜を拝見します。

 

【炉の席入り】釜の拝見方法/初入りと後入りの違い(裏千家茶道)

 

4.右足で立ち、自席へ入ります。

 

 

炉の席入り・釜の拝見方法まとめ

 

ポイント
  • 初座、諸荘は釜から拝見
  • 後座は棚から拝見
  • 扇子→自分の順で動く
  • 道具にお辞儀はしない

 

お稽古では諸荘が多いと思うので、軸と花を拝見し、釜→棚(風炉先)の順で拝見しましょう。

 

お茶事で中立をした後、後入りでは釜から拝見してくださいね。

 

 

ミッチ
お客の作法もしっかり確認しておこう!
 

 

 

 

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しずばぁば

 

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