着物でお稽古しよう！
がんばって着れるようになるぞ！！
と思っても、
さて？一体どんな着物を着てお稽古に行けばいいんだろう？
お茶席に行くけど、どんな着物を選べばいいんだろう？
そう思う方も多いと思います。
ただでさえ敷居の高い着物。
選べない！となれば、ますます着にくくなりますよね。
でもこの記事を見れば大丈夫。
お稽古・お茶会・亭主の3種類で選び方をご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
- 着物の格・種類について
- 【選び方】茶道のお稽古で着る着物
- 【選び方】お茶会・お茶席で着る着物
- 【選び方】お茶会・お茶席（主催者側）に着る着物
- 最初に買うとしたら？万能な茶道のお着物はこれ！
- 茶道で着る着物の選び方のまとめ
- 着物を着た後は？お手入れ方法
着物の格・種類について
着物は洋服と違い、すべて同じ形（袖の長さは多少違うけど）をしています。
なので、分かりにくいのですが、種類によって格式があります。
格の高い順から並べてみますね。
1．礼装着（第一礼装）
黒留袖・振袖・黒紋付など。
最もフォーマルな着物です。
2．略礼装着（準礼装着）
色留袖・訪問着・付け下げ・色無地など。
礼装着よりもややカジュアルな着物です。
3．外出着・町着
小紋・紬・浴衣など。
最も応用範囲の広い、カジュアルな着物です。
さらに細かく分けることもできますし、紋付か紋無しかで、格も少し変わるのですが（紋付だとよりフォーマルになる）、だいたいこんな感じで分かれていることが多いかと思います。
ちなみにお値段は関係ありません。
高いから格が上、格が下の着物は安い。というわけではないってこと。
いくら高いTシャツとジーンズだからといって、結婚式や卒業式などハレの場には着ていきませんよね？
着物も同じで、高級であっても紬は公の場では着れませんし、フォーマルドレスを普通のお出かけに着ないように、例えポリエステルの着物でも色留袖などであれば、普段着にはなりません。
それでは、選び方をお稽古・お茶会・亭主側の3つのパターンで見てみましょう。
【選び方】茶道のお稽古で着る着物
お稽古は先生によっても違うと思うので、先生にお尋ねするのが1番確かですが、大体において、なんでもいいです。
基本的には、小紋か色無地がおすすめ。
（小紋）
ただし、畳で擦って移動しますので、着物の裾が摩擦ですたれますし、お茶をこぼしたり、水屋で汚してしまう可能性がありますので、安い着物で大丈夫。
（色無地）
↑格式は高めの色無地ですが、紋も入っていませんし、汚れているためお稽古着にしています。リサイクルショップで800円・・・笑
なんでもいいとは言いましたが、柔らかく垂れる着物がお稽古しやすいので、比較的ハリのある紬は避けてくださいね。
【選び方】お茶会・お茶席で着る着物
初釜や炉開き、お茶会やお茶席によばれたときは、お稽古よりも格の高い着物で出席しましょう。
紋付の色無地や付け下げ、訪問着など。
（紋付色無地）
カジュアルなお茶席なら、きれい目の小紋もおすすめです。
また、初釜など華やかな場のときは、帯も豪華にして華やかに装いましょう。
（訪問着・付け下げ）
【選び方】お茶会・お茶席（主催者側）に着る着物
お客の場合は、比較的なんでも大丈夫なのですが、主催者側の場合は紋付色無地が基本です。
お茶席・お茶会の主役はお茶です。
華美を避ける意味で、色無地は茶道の精神に通じる着物です。
最初に買うとしたら？万能な茶道のお着物はこれ！
いろいろお持ちの方はいいとしても、これから買おうかなと思っている方もいらっしゃると思います。
いきなりあれもこれも揃えられないし、やっぱり着物選びに悩む、という場合にでもこれさえあれば大丈夫！という着物がこちら。
茶道をするうえで、まず持っておきたい1枚は色無地です。
できれば紋を付けておくとベスト。
帯の合わせ方で、格を上げたり華やかさを出したりもできますので、カジュアルな名古屋帯と少し豪華な袋帯を2本そろえておけば、茶道のどんな場にも通用する万能な着物です。
茶道で着る着物の選び方のまとめ
- お稽古はなんでもOK（汚れるかも）
- お茶会・お茶席は色無地、小紋、付け下げなど
- 亭主は色無地
お稽古は古い着物、汚れた着物でも大丈夫。
まず気兼ねなく着る練習、着こなす練習をして、お茶会・お茶席の時にきれいな立ち居振舞いができるようにするといいですね。
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着物を着た後は？お手入れ方法
わき汗は『デトランスα（デオエース）』のおかげで出ませんが、全体的な汗はかきます。
そこで、お稽古の後は、着物のお手入れをしましょう。
自宅でできるケア方法、おすすめのクリーニングなどご紹介していますので、参考にしてくださいね。
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