この度、自宅の八畳間を茶室にリフォーム!
長年の夢だった「炉」を切りました。
「炉を切る」とは?
「炉を切る(読み方:ろをきる)」とは、お湯を沸かすための「炉」を作ることを指します。
畳の上に釜を置く風炉と違い、炉はいろりのように半分床に埋まった状態になっています。
床を切って作るので、炉を作ることを「炉を切る」というんですね。
この度、自宅の八畳間に炉を切り、炉のお点前もできるようにリフォームを行いました。
炉を切る様子
炉を切る場所はこちらになります。
では、炉を切る様子をご覧ください!
まず畳をはがし、炉を切る場所に印をつけます。
いざ!!!
切ってます。
確かに切ってます。笑
はい、ぽこっと穴が開きました。
ここに炉壇受けを取り付けます。
これで炉のできあがり。
ここに炉壇を入れて、火を入れるようになります。
炉壇は2種類
お湯を沸かす方法は、電気と炭の2種類。
というわけで、炉壇も電気式と炭用の2種類用意しました。
こちらが電気式炉壇。
スイッチオンでOKの簡単Ver.
炉壇受けにコンセントが内蔵されていますので、中からセット可能。
見た目もスッキリですね。
そしてこちらが炭用の炉壇。
この中に灰を入れ、五徳を置いて使用します。
普段は電気炉を使う予定ですので、電気式の炉壇に炉縁をセットして完成です。
釜もかけましょう。
おお!いい感じ!!!!
雰囲気がガラッと変わり、一気に茶室感が増しますね。
ちなみに、夏の間(風炉の時期)は上に今までの畳を置きますので、全く見えない状態になります。
炉を切るのにかかった費用
炉を切るのにかかる費用は、工事費や人件費、そしてお道具代。
50万円ほどを見ていたのですが、今回は知り合いの大工さんがしてくれたことと、わが家の床下の基礎がしっかりしていたこと、そしてお道具をリサイクルで購入できたことあり、当初よりかなり安く抑えることができました。
メルカリなど見てみると、いろいろな茶道具も売られていますので、上手に利用することで、お手頃価格で手に入れることができますよ。
大きなお道具だけでなく、茶碗や棗などのお道具もありますので、ご覧になってみて下さいね。
茶室リフォームを終えて
茶道を始めて10年。
風炉のお稽古は自宅でもできますが、炉になるとなかなか難しくて・・・
置き炉(こちら)も使ってみたけど、やはり雰囲気が全く違うんですよね。
茶名をいただいたのもあり、記念にえいや!!と思いきりました。
炉の時期のお教室も楽しくなりそう!
11月の炉開きが楽しみです。
\不要なお道具を現金に!/
皆さまの応援が励みになっております。
お役に立ちましたら、ポチっと応援よろしくお願いいたします。
↓