ミッチとしずばぁばのお茶談義

ミッチとしずばぁばのお茶談義

初心者向け茶道ブログ(裏千家茶道)です。

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【裏千家茶道】真・行・草の正しいお辞儀の仕方

裏千家茶道の真・行・草のお辞儀の方法

 

ミッチ
お茶のお稽古の前に、まずは基本のお作法を知りたいんだけど。
 

 

お作法は大事だものね。では、まずはお辞儀の方法を練習してみましょう。
 
しずばぁば

 

裏千家茶道には「真(しん)」「行(ぎょう)」「草(そう)」の3種類のお辞儀があります。

 

どれも基本は同じ。難しくありませんが、きちんとできるのとできないのとでは大違い!

 

しっかり練習して、正しいお辞儀を身につけましょう。

 

 

真のお辞儀の方法

 

最大級の敬意を表すお辞儀。

お床(軸)を拝見するとき、お茶をいただくとき、亭主にお礼をいう時などに使います。

 

 

裏千家茶道の真のお辞儀の方法

 

 手のひらをぺたんとすべて畳に付けるお辞儀です。

 

ポイント
  1. 背筋は伸ばし、腰から曲げる
  2. 手のひらは全部畳に付ける
  3. 肘をやさしく曲げる

 

 

ミッチ
「ははぁー!!」って感じで、深々とお辞儀をするわけじゃないのね?
 

 

殿様の前じゃないので(笑)腰は曲げすぎないようにしましょうね。あまりかがみこむと、背中が見えちゃいますよ。
 
しずばぁば

 

手のひらはすべて畳に付けますが、あまりかがみこまないのがポイント。

 

腰からお辞儀をしますが、背中はまっすぐに。

肘は柔らかく曲げましょう。

 

下がってすぐ上げる!

ではなく、お辞儀をしたら、一呼吸おき、下げるときよりもゆっくりと戻るようにすると優雅に見えますよ。

 

  

行のお辞儀の方法

真よりは軽いお辞儀。

床(軸)を拝見するときや、問答をするときに使います。

 

裏千家茶道の行のお辞儀の方法

 

 真から少し腰を上げたのが行のお辞儀。

 

ポイント
  1. 背筋は伸ばし、腰から曲げる
  2. 指の第二関節まで畳に付ける
  3. 肘は柔らかく曲げる

 

 

ミッチ
真より軽い感じだね。
 

 

 

手のひらが少し畳から上がってるのよ。でも肘は軽く曲げてね。
 
しずばぁば

 

 

この時も背中から首にかけてはまっすぐにしましょう。

 

指の関節はあまり意識しなくてもいいかな。

手のひらがペタン!とついてなければ大丈夫です。

 

 

草のお辞儀の方法

最も軽いお辞儀。

客同士の軽い挨拶(お先に)などに使います。

 

裏千家茶道の草のお辞儀の方法

 

行からさらに体を上げた状態のお辞儀。

 

ポイント
  1. 背筋は伸ばし、腰から曲げる
  2. 指の第一関節まで畳に付ける
  3. 肘はつっぱらない

 

指先だけを軽く畳に付けたお辞儀ですが、よくやりがちな間違いは両手をそろえて肘を伸ばしてしまうこと。

 

 

ミッチ
草のお辞儀も肘を曲げるのが大事だよね。
 

 

腕をツッパリ棒のようにしちゃいけません!手は「ハの字」に開いて、胸と畳の間に柔らかい空間があるように意識するといいですよ。
 
しずばぁば

 

 

体を曲げすぎない。肘をつっぱらない。

腕と胸で作るゆったりとした空間を大事にしましょう。

 

 

裏千家茶道 基本のお辞儀のまとめ

真・行・草のお辞儀。

茶道だけではなく、日常生活でも使える作法です。

 

 

 

ミッチ
普段、なかなか座ってお辞儀をすることはないけど、身につけておくと絶対いいよね。がんばろうっと。
 

 

慌てず、動作をゆっくりすることを忘れずにしましょうね。
 
しずばぁば

 

 

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