ミッチ
しずばぁば
炉の濃茶点前でのみ行われる『中蓋(読み方:なかぶた)』
風炉点前や炉でも薄茶点前にはない流れのため、つい忘れがちになってしまいますよね。
今回は、中蓋について詳しく見ていきますので、参考にしてくださいね。
中蓋とは?いつするの?
中蓋(なかぶた)とは、炉の濃茶点前で茶筅通しをしている間、釜の蓋をいったん閉めておくこと。
普段は釜の蓋を切りますが、中蓋ではぴったりと閉めるのが特徴です。
- 茶筅通しの間
- ぴったりとふたを閉める
- 帛紗で開け閉め(帛紗仮置き)
中蓋の手順
1.茶入、茶筅を清め、茶巾を出します。
2.帛紗を指に挟んで柄杓を構え、帛紗で釜の蓋を開けて、右膝頭に仮置きします。
ミッチ
3.お湯を茶碗に入れます。
4.柄杓を構え、帛紗で釜の蓋をぴったりと閉めます。
お湯が冷めないよう、ぴったりとふたを閉めましょう。
しずばぁば
5.再び帛紗を右膝頭に仮置きします。
ミッチ
まだ使うからね!仮置きしておこう。
6.柄杓を蓋置に静かに引き置きます。
お点前の最初と違って音はさせません。
しずばぁば
7.茶筅通しをします。
8.茶巾で茶碗を清め、お茶を入れます。
9.柄杓を構え、帛紗で釜の蓋を開けて、帛紗は左膝と平行になるように置きます。
10.お湯を入れ、濃茶を練ります。
中蓋のまとめ
ポイント
- 茶筅通しの間、蓋を閉める
- 蓋はぴったり閉める
- 帛紗で開け閉め(仮置き)
中蓋とは、炉の濃茶点前で、お湯が少しでも冷めないように、茶筅通しの間、釜の蓋を閉めておくこと。
中蓋の手順はもちろん、タイミングも間違えないようにしていきましょう。
ミッチ
茶碗にお湯を入れた後、柄杓を釜に置きがちだから気を付けようね!
\寒さに負けるな!/
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