お稽古をしていると、帛紗が汚れてしまうことがありますね。
そんな時のお手入れ方法です。
帛紗のお手入れ方法(ブラッシング)
お点前の最後、使った茶杓を清めるときに、帛紗に抹茶がつくことがあります。
お稽古が終わったら、まずは帛紗の汚れをブラッシングで落としましょう。
洋服ブラシでもいいし、毛の細い歯ブラシもおすすめ。(新しいものを使ってね)
これである程度の汚れは落ちるはず。
時間が経ってしまって、汚れが落ちにくくなっていたり、汚れが目立つようになったら、洗ってみましょう。
帛紗の洗い方
正絹の帛紗は洗えないと思いがちですが、気を付けて洗えば大丈夫。
おしゃれ着用の洗剤で、押し洗いをします。(水が赤くなりますので、単独で洗ってくださいね)
正絹は摩擦に弱いため、ゴシゴシこすらないのがポイント。
水をかえ、数回すすいだら、畳んだまま軽く押して水気を絞り、干します。
乾いたらこんな感じ。
落ちてます!
ぎゅっと絞らず、そのまま干すと、さほどシワは付きませんが、もしシワが気になるときはアイロンをかけてくださいね。
低温で当て布をしてそっと当てればOK。
シワも伸び、綺麗になりました。
綺麗になった帛紗は、四つ折りにして保管しておきましょう。
帛紗の洗い方・お手入れ方法のまとめ
- お稽古後はブラッシング
- 落ちなければ手洗い&アイロン
お茶会などでは新しい帛紗を使うのが決まりです。
ですが、毎回のお稽古で、そういうわけにも行きませんよね。
使った後は、すぐにブラッシング。
汚れが取れなかったり、気になってきたら、やさしく洗って清潔にしてくださいね。
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