逆勝手のお点前では、帛紗は右腰に付けます。
また、さばくときも本勝手と少し位置が変わってきますので、逆勝手の帛紗の付け方と、さばき方について見ていきましょう。
逆勝手の帛紗の扱い方
逆勝手の帛紗は、お客様から見えない位置(勝手付側)、つまり右に付けます。
まずは逆勝手の帛紗の付け方をご説明しますね。
腰への付け方(逆勝手)
1.懐中してある帛紗を右手で引き出し、左手に載せます。
2.帛紗を広げ、右上部分に人差し指を入れて三角形に広げ、向こう側に折りたたみます。
3.右手でしっかり持ったら、左手を下げて綺麗に折りたたみます。
4.親指が腰に来るようにしながら右腰に持ってきて、親指でぐっと押し込みます。
5.完成
帛紗のさばき方(逆勝手)
続いてさばき方。
草の帛紗捌きで見てみましょう。
1.右手で帛紗の下を持ち、外側に折り上げます。
2.しっかり折り上げたら、そのまま持ち上げるようにして腰から引き抜きます。
3.左手に打ち返し、右手で上を持ちます。
4.左手で他方の端を持ち、体正面で三角形に広げます。
5.左手の中指、薬指、小指を帛紗の上に持ってきてはさみ、右手を上にしながら、右膝で縦にします。
6.帛紗を横にしながら二つ折りにする時に、体正面に持ってきます。
7.右手の人差し指で、左端から一文字を書くようになぞり、四つ折りにします。
逆勝手の帛紗の扱い方まとめ
逆勝手の帛紗の扱い方のポイントは、お客様から見えない位置で行うこと。
つまり、帛紗を腰につけるのは右になりますし、さばくときも右側と、どちらも勝手付側で行います。
いつもと反対になるため、最初はやりにくいかもしれませんが、お客様の視線を意識してやってみてくださいね。
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