年に数回ある研究会。
7月にもあり、今回は正客として参加してきました。
7月の研究会の様子
昨年はお点前として参加しましたが、今回はお客役です。
お点前の時は、かなりの緊張で、半年前くらいからせっせせっせとお稽古したんだけど、「お客でしょ?」とかるく考えていたんです。
「いつも通り飲んで、いつも通り問答すれば大丈夫!!」
と。
が、しかし。
めちゃめちゃ緊張しまして。
古帛紗を使って飲む濃茶でしたが、いつも通りというのが難しい。
「あぁぁ。。。古帛紗が滑る。。。」
「おぅっ!茶碗落としたらどうしよう」
「いやこれ、むせたらどうするよ」
みたいに、ぐるぐる。笑
何十人?いや百人近くの方々(しかも先生クラス)に、じーっと見つめられて飲む濃茶は、なかなかのどを通りませんね。
味も分からず、心臓バクバクで飲み、問答も必死。「右・左・・・」と心の中で唱えつつ、退出までドキドキでした。
終わった後のお茶(薄茶)のおいしいこと。笑
7月研究会の着物コーデ
7月なので絽の着物です。
お稽古ではなかなか着ない正絹の着物を着ました。
会場はエアコンがしっかり効いているため、さほど汗もかかないだろうということでね。
お客って大事だね
普段、お稽古というと、お点前のことばかりになりがちですよね。
お点前の流れ、お道具の扱いや所作など、お点前重視になりがちで、お客の時は「お茶が飲める♪」とか「お点前を見ておこう」とか、ちょっと気を抜いていました。
ですが、お客もお稽古なんです。
正客の時は正客のお稽古。
次客の時は次客のお稽古。
お詰の時はお詰のお稽古。
普段から、軽視せず、しっかりお稽古しておかないといけないな。お客って大事だなと思えた研究会でした。
当ブログの全記事一覧です。
\着物でお稽古してみよう!/
皆さまの応援が励みになっております。
お役に立ちましたら、ポチっと応援よろしくお願いいたします。
↓