ミッチとしずばぁばのお茶談義

ミッチとしずばぁばのお茶談義

初心者向け茶道ブログ(裏千家茶道)です。

本ブログはプロモーションが含まれています

炉開きをしました(裏千家茶道)

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

ミッチ
ちょっと遅くなったけど、2022年も無事に炉開きが終わったよ!ところで、炉開きってなんでするの?
 

 

炉開きはお茶のお正月と言われるくらい大切なものなのよ。では今回は『炉開きついて』由来や何をするかなど、ご説明していきますね。
 
しずばぁば

 

5~10月までの風炉が終わり、11月から炉が始まるときに行われるのが炉開きです。

 

正式な茶事(口切の茶事)はできなくても、気分を改めるためにも大切な行事です。

 

>>>2023年炉開きの様子

 

 

炉開きとは?

 

炉開きとは、炉を開いて火を入れ、その年に摘んだ新茶をいただく、おめでたい行事です。

 

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

炉の始まる時期、11月に行われ、お茶の世界でのお正月と言われています。

 

その年に採れたお茶を入れた茶壷の口を切る、口切の茶事を行うこともあります。
 
しずばぁば

 

【茶器/茶道具 飾茶壺(飾壺)】 唐津焼き 井上東也作(鏡山窯) (網・口覆:笹蔓金襴・口紐付) (飾茶壷・飾壷・飾り茶壺・飾り茶壷・飾り壷・飾り壺)

 

>>>茶壷(裏千家茶道具)

 

 

炉開きはいつするの?

 

炉開きは亥の月、亥の子の日に行われます。

 

これは、水の気を持つ亥の子の日に火を入れると、火事にならないとされているから。

 

ちなみに亥の子の日は毎年変わり、

 

2022年 11月6日

2023年 11月13日(新暦では1日)

2024年 11月7日

2025年 11月2日

 

となっています。

 

 

ミッチ
お稽古日によっても違ってくるだろうけど、頭には入れておきたいね!
 

 

炉開きの着物

 

炉開きはおめでたい行事なので、正式な着物がおすすめです。

 

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

紋付の色無地に、華やかな帯で。

 

もちろんこれが絶対ではありません。お教室によっても違うと思いますので、先生やお姉さま方に確認してくださいね。

 

炉開きの流れ

 

ミッチ
それぞれだと思うので、ここでは、私たちの場合をご紹介するね!
 

 

私たちはぷち茶事風に。

 

  1. 待合
  2. つくばいで手と口を清めた後、席入り(初入り)
  3. 挨拶
  4. 炭点前
  5. ぜんざい
  6. 中立
  7. 席入り(後入り)
  8. 濃茶点前
  9. 薄茶点前

 

炭点前濃茶点前を先生に見せていただき、薄茶点前は順番にしています。

 

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

席入りが初座と後座では違いますので、確認しておきましょう。
 
しずばぁば
 

 

炉開きにぜんざいを食べるのはなぜ?

 

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

*本来は黒文字と赤すぎのお箸を使います。(お稽古場では写真が撮れないので、代わりに雰囲気だけ)

 

ミッチ
炉開きのお楽しみと言えばぜんざいなんだけど、なんでぜんざいなの?
 

 

炉開きにはぜんざいをいただくことが多いと思います。

 

これにも意味があって、炉開きは亥月の亥の日(11月)に行われるのですが、亥の月日というのは、陰にあたります。

 

なので、逆の陽である小豆をいただき、陰陽の和合を図っているのだそう。

 

また、懐石を用意するのは大変なので、主菓子よりも少し重たいぜんざいを食べるとも言われています。

 

ぜんざいは「善哉(よきかな)」とも書きますので、おめでたい席にぴったりという説もあり、ともかく、炉開きにはぜんざいが一般的になっています。

 

 

炉開きのまとめ

 

炉開きをしました(2022年)裏千家茶道

 

風炉から炉に変わるとき、亥の月日に行われる炉開き。

 

炉開き
  • 11月(亥の子の日)に行われる
  • 炉に初めて火を入れる
  • 着物は色無地がおすすめ
  • ぜんざいが多い
  • ぷち茶事風にしても◎
冬のお稽古に向けて、また気持ちを引き締めていきましょう。
 
しずばぁば

 

ミッチ
おぜんざいだけが楽しみだったけど(笑)、またお稽古もしっかりがんばろう!
 

 

 

 

\保管もOK!/

詳しくはこちらから

 

 

皆さまの応援が励みになっております。

お役に立ちましたら、ポチっと応援よろしくお願いいたします。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ